お手入れマニュアル
シーズンごとに
すっきりきれいに
〈雨戸&雨樋(あまどい)編〉
意外と見落としがちな雨戸や雨樋の汚れ。見た目はもちろん、戸車やレールなどを定期的にきれいにしておくことでサビを防ぎ、開閉もスムーズに。寒くなる前にお手入れをして、冬を快適に乗り切りましょう。
●普段のお手入れ
ホコリや砂が付いたまま開閉していると、表面に傷ができスチール製の雨戸はサビたり腐食の原因に。週に一度はやわらかい布で乾拭きをしてホコリを落としましょう。雨の後など泥が付いている場合は固く絞った雑巾で水拭きを。レールの溝や戸袋内に入り込みやすい落ち葉などのゴミは取り除いておきます。
●大掃除
雨戸を外して汚れを落とす
雨戸を外して立てかけ、ぬるま湯と中性洗剤を付けたスポンジで汚れを落とします。
水をかけながら洗い流し、乾かす
洗車ブラシなどを使って、水をかけながら全体を洗い流し、よく乾かしましょう。
カーワックスで汚れ予防
カーワックスを塗っておくと、水やホコリが付きにくくなります。
サビはサンドペーパーでこすり落とす
サビを見つけたら、サンドペーパーでこすり落とし、平らにします。
●季節ごとに点検を
葉っぱの詰まりや鳥の巣、樋のつなぎ部分が外れていないかなどを確認しましょう。特に台風の後や落ち葉の季節などはこまめに掃除を。
《こんな症状は雨樋が詰まっているサインかも?》
- オーバーフロー
- 雨が降ったとき、雨水が樋を流れず外に溢れ出している。地面に落ちる水の音がうるさくなる。
- 地面に水たまりができる
- オーバーフローの状態を放置していると、雨水が樋を通って排水口に流れないので、家の敷地内の水たまりが発生します。
●掃除のやり方
横樋に溜まったゴミや土をトングなどで取り除く
水が集まる場所(集水器)のゴミを取り除く
ホースから水を流し、下まで水が流れるか確かめる
詰まっていそうな場所を外側から軽く叩くと、振動で詰まっていたゴミが一気に出てくることも。
※注意)2階以上の高い所は転落事故などの恐れがあるので、業者に依頼するようにしましょう。