お手入れマニュアル

お手入れマニュアル

夏の床をサラサラ快適に

夏の床をサラサラ快適に
〈フローリング編〉

座ったり寝転がったり、夏場は素足で歩き回ったりするフローリング。ホコリや油、湿気などによる汚れは気付いたら早めに除去を。正しいお手入れで夏を気持ちよく過ごしましょう。

フローリングのお掃除

フローリングのお掃除 お掃除の手順

フローリングはカーペットや畳に比べると汚れが付着しにくく掃除がしやすい一方、ほこりが舞い上がりやすいのが難点。空気中に舞っていたホコリが床に落ちてくる朝一番か、外出後などに掃除するのがおすすめ。フロアモップや掃除機を使い分けて、清潔・快適に過ごしましょう。

<お掃除の手順>

  • フロアモップでホコリを除去

    始めに掃除機を使うと排気で細かいホコリを舞い上げてしまうので、フロアモップを使ってホコリや髪の毛などのゴミを絡め取りましょう。

  • 細かいゴミを吸い取る

    目地に沿ってゆっくり掃除機をかけます。壁際やサッシなどゴミの溜まりやすい箇所は細口のノズルできれいにしましょう。

  • 頑固な汚れは水拭きで

    落ちにくい汚れにはウェットタイプのフロアモップや固く絞った雑巾でさっと水拭きを。その後は乾拭きで仕上げます。
    ※フローリングの素材によっては劣化や変色につながるので、注意してください。

半年に一度はワックスでピカピカに

◎半年に一度はワックスでピカピカに

美しさを保つためのワックスがけは半年に一度が目安です。床材を保護するだけでなく、コーティングすることで反射板のようになり部屋全体が明るくきれいに見える効果もあります。
※ワックスは床材に合ったものを選び、容器に記載されている方法に則って正しく使用してください。

ワンポイントアドバイス

夏場に気になる足裏の皮脂汚れ

裸足で歩くことも多いフローリング。汗をかく暑い時期には足裏の皮脂が原因でベタベタしたり黒ずんだりするのが困りもの。皮脂汚れには少量の中性洗剤で薄めたぬるま湯に雑巾を浸して固く絞り、拭き取ります。汚れが取れたら水拭きし、乾拭きで仕上げます。

フローリングを美しく保つために
普段から気をつけたいこと

  • ●直射日光を避ける

    窓の近くなど直射日光が長時間当たると日焼けで変色やひび割れが生じることも。カーテンやブラインドで日除けしましょう。

  • ●湿度調整

    床のベタつきやカビの原因となる湿気に注意。湿度が高い時は除湿機を稼働させたり、サーキュレーターで空気を循環させるのもおすすめ。

  • ●エアコンや冷蔵庫の温風

    大型冷蔵庫やエアコンの温風はひび割れの原因に。直接床に当たらないようにマットを敷くなどの対策を。

  • ●重量物

    ピアノや冷蔵庫などの重量物を置く時は下地の補強をした上で小さな板や台座(インシュレーター)を敷いて分散させましょう。

  • ●キャスター・椅子

    キャスターは床を傷つけるので、使用を避けるかラグ等を敷きましょう。椅子の足にはゴムキャップやフェルトを付けて傷予防を。

フローリングを美しく保つために普段から気をつけたいこと