お手入れマニュアル
省エネ&お部屋を明るく!
〈照明器具編〉
照明は静電気でホコリが付きやすく、積もると電球の光を遮ってしまいます。照明器具のお手入れをしないと、半年で約20%も明るさが低下するといわれます。明るさを損なうことで眼精疲労を起こしたり、料理の見た目などにも影響を及ぼします。カバーを外して洗い、中の電球まできれいにすると部屋がぐんと明るくなります。
あると便利な掃除道具
・乾いた柔らかい布
(マイクロファイバークロスなど)
・はたき ・ハンディーモップ
・雑巾 ・軍手
お手入れ前の注意点
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電源はオフにしてから
点灯している照明器具は熱くなっているので触れると危険です。あらかじめ電源を切っておき、冷えてから掃除を始めます。
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濡れた手で触れない
故障の原因になるうえ、通電時に漏電や感電の恐れがあるので、電源を切った後でも濡れた手で触ることは避けましょう。
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足場を安定させる
天井や高所での作業は踏み台や脚立を使い、カバーを取り外す時には必ず両手で行いましょう。
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取扱い説明書を確認する
誤った外し方をすると故障や破損につながります。取扱い説明書で外し方を確認しておきましょう。
お手入れのポイント
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電球・蛍光灯のお手入れ
◎白熱電球・LED電球・蛍光灯
電球を取り外し、柔らかい布で軽く拭いてホコリを落とします。口金部分が濡れると危険なので要注意。蛍光灯の場合、口金近くが黒くなっていたら交換の目安です。
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シェードのお手入れ
◎アクリル、プラスチック製
天井付けのシーリングライトには羽虫などが入り込んでいるので、シェードを外したらホコリやゴミを取り除きます。ぬるま湯で水洗いし、汚れがひどい場合は中性洗剤を使用。乾いた布で水分を拭き取り、陰干しして乾かしましょう。
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◎ガラス製
溜まったホコリをはたき落とし、柔らかい布で拭き取ります。シェードを取り外して洗えるなら、中性洗剤で洗う方法も。水分を拭き取り、充分に乾かします。
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◎金属、ホーロー製
ホコリを払い、柔らかい布で拭き取ります。塗装されているものは硬く絞った雑巾で拭いてから乾いた布で拭きます。サビの原因になるので水分はしっかり拭き取りましょう
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◎木製、紙
溜まったホコリをはたき落とし、柔らかい布で拭き取ります。シェードを取り外して洗えるなら、中性洗剤で洗う方法も。水分を拭き取り、充分に乾かします。
照明器具と合わせてきれいに
階段やダイニングのペンダント式照明はコードやチェーンにホコリが付きやすい場所。なるべく普段からハタキなどでホコリを落とすようにしましょう。また、スイッチカバーもホコリや手垢で汚れています。中性洗剤で汚れを拭き取ってから水拭き、乾拭きします。