HOW TO お片付け
Chapter.1プリントを分類する
一言で「プリント」と言っても、その種類はさまざま。これを「全部保管しないと」「学校のプリントだから必要なのでは」という気持ちで見てしまうと、手放せなくなってしまいます。そのために大切なのは「このプリントを、この先どう活用してあげたいか」という視点で見ること。そして『プリントは“情報”が載った紙である』という認識をもつこと。この2点にポイントを置いて、お片付けしましょう。
まずは子ども達が持ち帰ってくるプリント類を、そこに載っている情報の種類で分けてみましょう
①1カ月、もしくは行事開催に必要な
情報が載っているプリント類- ●クラスだより
- ●学年だより
- ●図書だより
- ●給食だより
- ●給食表
- ●保健だより
- ●行事の案内
- ●各種お知らせ
②1年間は必要となる情報が
載っているプリント類- ●1年間の行事予定表
- ●災害時の対応についての案内
- ●習字の練習用紙
➂子どもの成長を感じられるプリント類
- ●小テスト(白黒)
- ●テスト(カラー版)
- ●習字の練習用紙
- ●漢字の練習帳
- ●ドリル
- ●連絡帳など
➃思い出として保管しておきたいプリント類
- ●通知表
- ●身体測定表
(1年間の成長記録) - ●音楽会のプログラム
- ●運動会のプログラム
Chapter.2プリントの保管方法
プリント類を仕分けた後に、それぞれの付き合いかた(保管のしかた)を決めます。
①のプリント類
掲載されている内容を読んだら処分、予定をカレンダーに転記したら処分、掲載されている情報の期間が過ぎたら処分
Point子どもの名前が掲載されている場合は、③の『思い出』として扱います。
②のプリント類
1年間は保管(掲載されている情報の期間が過ぎたら処分)
③のプリント類
子どもにも必要かどうかを聞いて、一緒に判断する(期間を決めて保管しておくなどでも良い)
④のプリント類
『思い出』として他の子どもの思い出とともに保管(プリントというジャンルではなく『思い出』という扱いにします)
Chapter.3道具を活用しよう
仕分けしないまま保管すると、後から探すのが大変です。『●●のプリント』というように人の名前を付けたボックスなどを使用し、プリントを保管する場所を確保しておくと、探す手間を減らすことができます。