HOW TO お片付け
備蓄品をそろえておこう
備蓄品とは?
備蓄品は災害時に自宅で過ごす場合に使う物を指します。電気・ガス・水道などのライフラインが使えないことを想定して蓄えておく物です。
一人あたり1日3リットル、最低でも3日分は必要です。可能であれば5日分~1週間分を確保しましょう。
例)4人家族の場合:1日12ℓ(2ℓ×6本入りを1箱)ポイント
何箱も収納できない場合は1ヶ所に収納せず、2ヶ所以上で分散収納を。
・アルファ化米(炊いた米を糊化(アルファ化)させて急速乾燥処理したもの。水やお湯を入れるだけで食べられる)
・長期保存食、レトルト食品
・缶詰(肉や魚、ビスケットやフルーツの缶詰など)ポイント
災害時は心身とも弱っています。そんな時に普段は食べ慣れない味だと食べにくいもの。平常時に家族で一度試食してみましょう。
災害が起きたら、日用品も手に入りにくくなります。トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ゴミ袋、ラップなどストックはありますか?
ポイント
備蓄用にとたくさん買うと日常の生活空間を圧迫してしまいます。備蓄は「ここに収まるだけ」と決めて、備えていきましょう。
備蓄というと食品ばかりに目が行きがちですが、忘れてはいけないのがトイレ。地震などで配管が破損してしまったら、トイレは使えません。トイレが使えると分かるまでは水は流さないでおきましょう。その際に必要なのが排泄物を固めてくれるトイレ凝固剤。トイレを我慢すると健康を害する恐れもあるので、ぜひ備えておきましょう。
ポイント
家族の人数や回数にもよりますが、かなりの数が必要です。種類や容量も様々なので、家庭に合った物を探してみてください。
備蓄品を収納しよう
備蓄をするには、収納スペースが必要です。収納スペースを確保するために、使っていない物や不要な物は片付けておきましょう。
防災リュックの保管場所
防災リュックは家に居ると危険な場合、避難時に避難所へ持って行く物です。防災リュックは避難時に通る玄関や廊下、階段下収納などに備えておきましょう。
おわりに
災害はいつ起きるかわかりません。被害を少しでも減らすために家族で防災意識を高めることから始めましょう。多くの家庭の備えが地域全体の防災意識を高めることにもつながります。平常時の間に防災備蓄をしていきましょう。