ガーデニング入門

グラウンドカバープランツでおしゃれな庭づくりグラウンドカバープランツでおしゃれな庭づくり

庭や玄関周りなど、地面が見えている空きスペースに植物を植えてみませんか。芝生のように地面を覆い、樹木や花の足元を彩る植物のことを「グラウンドカバープランツ」といいます。背丈が短くてよく広がり、植えっぱなしで手のかからないのも特徴です。雑草などの小さな草の生育を妨げ、景観の良い美しい庭を楽しめます。

グラウンドカバーのメリット

  • 雑草が生えにくくなる

    雑草が生えにくくなる

    グランンドカバープランツを植えることで雑草が生える隙が無くなり、草むしりなどの手間が省けます。

  • 泥はねやホコリが舞うのを防止

    泥はねやホコリが舞うのを防止

    風が強い日は砂埃などが軽減されるほか、雨の日のぬかるみや泥はね、それによって花壇などの草花に発生する病害虫の防止にもなります。

  • 美観が楽しめる

    美観が楽しめる

    花壇や寄せ植えの縁取りにも使え、グリーンのほかに花の咲く時季には花のじゅうたんのような美しい庭が楽しめます。

  • 夏場は涼しくなる

    夏場は涼しくなる

    植物が地中の水分を吸って蒸発させる蒸散作用によって冷気が発せられます。場所によっては5℃近く低くなることも。

グラウンドカバーにおすすめの植物7種グラウンドカバーにおすすめの植物7種

  • ハツユキカズラ

    ハツユキカズラ

    ピンク色と白の不定形の斑(ふ)入りの葉が特徴的。成長とともに斑が変化し、活発なときはカラフルに。夏以外は日なたで育てると斑がきれいに出ます。

  • ヒメツルソバ(ポリゴナム)

    ヒメツルソバ(ポリゴナム)

    真夏を除いて春から秋までソバの花によく似た直径1cmほどのピンク色の花を咲かせ、葉は秋になると紅葉します。半野生化するほどよく増えます。

  • クラピア

    クラピア

    イワダレソウの改良種で、5〜8月には小さな花が咲きます。芝生の10倍もの速さで生長し、日当たりと風通し、水はけが良い場所を好みます。

  • リシマキア ヌンムラリア

    リシマキア ヌンムラリア

    ほふく性があり、暑さや寒さに強い。水草に使われることもあり。湿度の多い土壌に適しています。初夏には黄色の花を咲かせます。

  • アジュガ

    アジュガ

    春になると紫やピンクの花が咲きます。花穂が階層になっていることから「十二単」の別名も。乾燥に弱いので、日陰を好みます。

  • グレコマ

    グレコマ

    つる状の茎が長く伸び、縦に連なるように小さい薄紫の花が咲きます。茎葉にはさわやかな芳香があります。

  • ディコンドラ

    ディコンドラ

    這うように伸びる長い茎に小さなハート型の葉が特徴。緑葉のミクランサ種(アオイゴケ)と、銀白葉のアルゲンテア種があります。