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■エクステリアで理想の住まいを
防犯や目隠しを目的としていた「外構」とは違い、デザイン性と機能性を併せ持つ「エクステリア」。最近では、シンプルモダンや西洋風のデザインが多い傾向にあります。家の周りや道路との境を囲わず、背の低い樹木を植えるオープンスタイルも人気。それぞれの特徴を見比べて、エクステリア作りの参考にしてみてください。
近年、人気を集めている趣の異なる
4テイストをこ紹介します。
ヨーロピアン・トラディショナル
レンガ積みの門柱と白いアプローチのコントラストが特徴。同じ色調の天然石とレンガを使い、曲線を描くことでやわらかなイメージに。
ナチュラル・カジュアル
木目調の素材やレンガなど、自然素材を使うことで全体にまとまりのある雰囲気に。植栽の使い方が緑豊かな印象を与えます。
南欧風
明るい色の外壁と暖色の瓦は南欧風住宅の象徴。屋根瓦に合わせた色味のレンガや石造りのエクステリアでイタリアやフランス南部などを思わせる仕上がリに。
シンプル・モダン
白と黒のモノトーンカラーで統一することで、存在感がありながら主張し過ぎないシンプルさが人気。スタイリッシュでデザイン性に富んでいます。
ウッドデッキ
建物の前に地面より一段高く設置する木製のテラス。リビングと一体化させるとアウトドアリビングを楽しめます。
目隠しフェンス
プライベートを守るための目隠しアイテム。板状、角柱状、パネル状のものなどデザインも多彩。
水栓
場所やデザインなど、用途や自分の好みで選べるのが魅力。カバータイプは既存の水栓の上から被せるだけでOKです。
化粧砂利
柄や模様の入った砂利で、カラーバリエーションも豊富。エントランスや庭など目に触れやすい場所におすすめ。
デザインコンクリート
自然石やレンガ、タイル、木材などの自然素材を模したデザインで、多彩な外構に仕上がります。
家族と一緒に成長していく「家のシンボルとなる木」。選んだ木によって家の雰囲気は大きく変わるので、自宅に合ったシンボルッリーを選びたいもの。ここでは比較的、育てやすく丈夫な種類の樹木を紹介します。
■四季を感じられるシンボルツリー
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カツラ
樹高:3〜15m
花 :3〜4月
実 :10〜11月
かわいらしいハートの葉が魅力。新緑の季節には黄緑色に、秋には黄色に変わります。
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ヤマボウシ
樹高:5〜10m
花 :5〜6月
実 :9月
爽やかな樹形と初夏に咲く花、秋は紅葉や実がなることから人気の樹木です。
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ジューンペリー
樹高:3〜5m
花 :4〜5月
実 :6月
4月頃、枝いっばいに白い花をつけ、6月頃には赤から紫へと変化する実をつけます。
■通年、緑を感じられるシンボルツリー
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オリーブ
樹高:5〜7m
花 :5〜6月
実 :10〜11月
庭木としてすっかり定番した常緑樹。ボリュームがあり、庭をおしゃれな雰囲気にしてくれます。
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シマトネリコ
樹高:5〜15m
花 :5~7月
実 :8~9月
小さくツヤのある美しい葉と、風になびく樹姿が魅力的。丈夫で育てやすいのも人気の理由です。
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ソヨゴ
樹高:5〜10m
花 :5〜6月
実 :10月
冬でも美しい溢い緑の葉をつけます。赤い実は烏が好むのでバードウォッチングが楽しめるかも。